プレスリリース

【採用面接の質問法 2】

突然ですが生きてると「こいつは本当の事を言ってるのだろうか??」
と思うことありますよね。
実は刑事は年がら年中思ってるわけです。

だって悪いことした人から話しを聞いてることが多いですからね、
当たり前といったら当たり前です。

では相手の言ったことが本当の事だと言うことをどこで信じるのか??

実はこんな点を考慮して総合的に判断しています。
〇秘密の暴露の存在
〇自白と客観的証拠との符合及び裏付証拠の存在
〇供述の変遷の有無
〇自白の自然性、合理性、十分性
〇重要部分(犯人なら当然知っているはずのこと)に関する供述の欠落の有無です。

法律用語もあるのでよくわからないと思いますがこの中で
〇自白の自然性、合理性、十分性
について説明します。

殺人事件のケースで説明します。
ある日の取調べで容疑者が言いました。

「私がやりました。なんで言うつもりになったかというと昨日の夜、夢で出てきたんですよ、奴が。」
「そうなのか、で、どんな夢だったんだ?」
「怖いんですよ。私の顔をじっと見て動かないんです。怖くて早く終わりにしたいんです。うーーーー(泣く)」

これ、極めて自然な自白ですよね。 殺した本人が夢に出てきたわけです。
誰だって怖い。自白の合理性もある。そしてこの夢は自白するには十分な理由にもなります。
つまり信頼性の高い供述である、と我々刑事も納得できます。

なにが言いたいかと言うと採用面接でも同様なわけです。採用面接で応募者はウソを言うこともあります。
面接官も「ほんとかな?」と思うことがあります。でも今更証拠は探せませんし、手持ちの証拠もあるわけがない。

例えば「私はバイトではこんなことを学びました。ですからリーダーシップはあります。」と言ったとします。
これが真実かどうかをどう判断するか??

本人に聞いて明らかにするしか方法がないわけです。でも聞き方は色々あります。
人によっては掘り下げて聞かない人もいるでしょう。でも事実は明らかになってないので聞くべきです。

私ならどう聞くか。

「リーダーシップがあるんですね。それは素晴らしいですね。ではそれを物語るようなエピソードってありますか??」

つまり「裏付け」を取るわけです。エピソード??ない人はなかなか話せない ですよね。
いきなり作り話をするのも難しいです。

そこでどんなエピソードを話すか。
これによってリーダーシップがウソなのか、話を盛ってるのかも判断できるというわけです。

必ず本人の供述の裏付けをとって真実かどうかの判断をすること。
これ大事ですね。

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